ヤフーは、IoT実証実験として飲食店におけるリアルタイムの空席情報を「Yahoo!ダイニング」に掲出スタートすることを発表。まずは新宿エリアの大手居酒屋6店舗限定で実施する予定だ。

実証実験では、Yahoo!ダイニング内に特設ページを設置し、それぞれの店舗情報に加えリアルタイムの空席情報を「空席あり」「残りわずか」「混雑中(お問い合わせ下さい)」のいずれかで表示。ユーザーはこれらの情報を一覧で確認できるため、スムーズな飲食店探しが可能となる。

実際の仕組みとしては、テーブルに取り付けた人感センサーが空席判定を検出し、その情報を自動でWEB上に反映する、というものだ。実証実験ではこの試みでどれだけ来客数が増加するかを検証する。

IoTとは「Internet of Things」の略称で、モノのインターネットという意味。これまでインターネットに接続されていなかったモノの数々がインターネットに接続されることで、情報交換を通じ相互に制御・管理する仕組みだ。今回のケースで言えば、これまでWEBページ上における飲食店の座席情報はスタッフや管理者が手動で行っていたが、椅子自体に通信機能をつけることでリアルタイムの自動制御を可能とするわけだ。

導入費用や機器の精度など不安要素はあるものの、この機能が普及すれば繁忙期・混雑時の管理コストが大きく下がり、WEB予約で発生しがちなトラブルも抑えられる。お店側の負担を減らす良心的なシステムと言えるだろう。

しかしながら、当然販促経路はYahoo!ダイニングのみであり、設置から導入するまでコストがかかる施策であるにも関わらず踏み切った理由は何か。一つに、「空席情報がコンバージョンに好影響を与える」という仮説がヤフー社内で考えられているのではないだろうか。同時に、リアルタイムの空席情報という他のグルメサイトにはない正確性の部分において差別化を図ることができる。

今後の展望として、Yahoo!マップなどローカルビジネス情報との連携をした際に、WEB予約を巡る無用なトラブルによって、Yahoo!の検索サイトとしての信頼性を損ねるわけにはいかないという理由もあるのかもしれない。

出典:https://about.yahoo.co.jp/pr/release/2019/01/22a/

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