2018年7月30日、楽天はぐるなびと業務資本提携を結んだことを発表しました。
楽天がぐるなび・滝久雄会長の持つ株式の一部(467万株)を買い取る形となります。
今回の提携におけるポイントは、
・楽天がぐるなびの低迷を巻き返せるか
という1点に尽きます。
食べログやホットペッパーなど他グルメサイトの台頭により飲食店及びユーザーの「ぐるなび離れ」が進む外食産業。
「1,000人の人的サポート体制」など苦肉の策を講じてきたぐるなび。皮肉なことに、いくら飲食店のオーナーを説得しようとしたところで、ユーザーがぐるなびから離れてしまっている以上、更なる売上は望めないというのが現状です。
では、そんな逆風である業界に参入する楽天のメリットとは何なのか。
楽天は数々のECサイトやクレジットカードなどインターネット事業を中心とした企業ですが、軸となるビジネスモデルに「楽天エコシステム」というものがあります。会員数を増やし、ECサイト、金融など利便性の高いサービスを多く提供することで、消費者のライフシーンにまで楽天経済圏を浸透・拡大させる、これが楽天の狙いなのです。
ぐるなびが抱える顧客はオフライン上で集められたものであり、オンライン事業を中心としてきた楽天にとって、潜在顧客にリーチできるという魅力があります。楽天にとってはこれまで楽天サービスを利用することのなかった層がぐるなびを通じて楽天の新規顧客となり、ぐるなびにとっては楽天スーパーポイントを利用した、他ECサイトから飲食店への販促経路の確保、両社にとって十分にメリットがある提携だったのです。

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